エーリカ・マン、クラウス・マン 著、前川玲子 訳。
第二次大戦前夜、ナチスによって表現の自由を奪われ、生命の危機にさらされた多くの知識人・芸術家たちが、異国の地に亡命した。彼ら彼女らの苦悩と奮闘のさまを、同じく亡命を余儀なくされた作家トーマス・マンを父にもち、自らも亡命者となったふたりの姉弟が克明に綴る。
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